熱処理加工/調質(焼入れ、焼戻し)/焼鈍(焼きなまし)/焼準(焼きならし)/高周波焼入れ/フレームハードニング/応力除去焼鈍/矯正/ショットブラスト/析出硬化/非鉄金属処理/その他
機械加工材としてよく使われるアルミやステンレスの熱処理を行います。ステンレスは、SUS403、SUS420j2、SUS440(A~C)がよく使われる材料です。
等温焼鈍…加熱温度は完全焼鈍と同じ温度で、冷却の温度が異なります。
低温焼鈍…完全焼鈍ほどの軟化を期待せず、安価に処理する方法です。
完全焼鈍…一般に800~900℃の高い温度で加熱します。
焼入れ、焼戻しは強度と耐摩耗性向上の目的で行います。使用目的に合わせて、焼入れ・焼戻しの温度を
調整します。
析出硬化とは、固溶しない析出物を表面化させ、優れた耐食性、耐酸性、耐熱性を持たせるための技術です。